オシロスコープの使い方

オシロスコープの外観

実習で使用するオシロスコープは2機種あって、 その外観は右図のようである. どちらの機種であっても操作方法はほとんど同じである.
測定前の準備操作
  1. 電源スイッチ(中央下部)を入れる。
  2. 輝度(INTEN)つまみ、焦点(FOCUS)つまみを調整。
  3. 入力切替えスイッチをCH1の位置にし、 AC-GND-DCスイッチをGNDの位置にする。 水平位置調整(←→)つまみ、垂直位置調整(↑↓)つまみで 水平な輝線が画面中央にくるように調整する。
  4. CH2についても同様に調整する。
  5. AC-GND-DCスイッチをDCあるいはACに戻しておく。

プローブ

左図のようなプローブを測定箇所にあてて測定を行う。 プローブは、オシロスコープのINPUT端子(CH1,CH2)に接続しておく。 プローブは壊れやすいので取扱は丁寧にすること。

測定する際、 わに口クリップを忘れずに回路のGND(アース)に接続しておくこと。

プローブによっては、倍率スイッチがついているものもある。 ×1/10の表示があれば、入力が1/10倍されて オシロに入力される。

感度切替えスイッチ

画面の垂直軸(電圧)の感度を調整するためのつまみである。 CH1とCH2でそれぞれ調整する。

中央の赤いつまみは微調整用であるが、通常このつまみは 右に回しきっておくこと。

時間軸調整スイッチ

画面の水平軸(時間軸)を調整するためのつまみである。

中央の赤いつまみは微調整用であるが、通常このつまみは 右に回しきっておくこと。

なお、このつまみを左にまわしきるとXYモードになる。 これはリサージュ図形を観測する時に用いる。

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1998年9月28日更新
inaba@payila.dj.kit.ac.jp