大文字送り火写真
8月16日に大文字送り火を敢行してまいりました。
送り火とは、お盆に帰ってきたご先祖様の霊を
また天国にお送りするイベントなんです。
最後に 『船→鳥居』 で締めくくられているのは、
船に乗ったご先祖様が鳥居をくぐって帰っていく
のだ。 と僕は勝手に思ってます。
あの火って何で燃えてんの?
あの火は木とワラ、松葉を燃やしてるんですね。
どんな物かといいますと、
です。 この木4本を平行に並べ、それに直角に
また4本を上に並べます。 これを交互に繰り返して
井戸型に木を積み上げて生きます。このとき、平行に並べる
4本は等間隔に並べるのではなく、左右に2本ずつまとめて
置きます。 つまり 『|| ||』 ってな感じですね。
このとき木と木の隙間には松葉を詰めていきます。
そして1mぐらいに積み上がったら、周りにワラをまいて
完成です。
完成写真. これが大の字に並んでるんです。
山の上は結構爽やかです。
更に夕焼けが抜群に綺麗で、
これは是非一度登ってみる価値あり!!
夜景も結構綺麗です。
そして夜8時になると
各箇所一斉に点火します。
写真ではちょっとわかりにくいですが、
燃え盛る炎の熱さは尋常ではありません。
ストーブの直前に立ってたら服が熱くなって
その服が肌につくとめちゃ熱かった という経験を
お持ちの方は多いと思いますが、それを全身で数十分連続で
受け続けるみたいなもんです。
山の上から他の送り火も見えます。 町中には
こんなポイントはなかなかないです。
(ただし 自分が登ってる山だけは見えませんが…)
ということで、来年暇があったらイッペン登ってみたらどうでしょうか?