時空間符号を用いたMIMOレーダにおけるドップラー分解能の評価
レーダーについての研究です。特に複数の送信アンテナと受信アンテナを用いたMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)レーダを中心としています。
MIMOレーダーでは全方位に向けて各々のアンテナが独立(直交)した信号を送り、受信機側でそれらが合成された信号を直交性に基づいて分解します。
本研究ではターゲットの形を推定するのではなく、ターゲットの位置を推定するために行っております。
図3に示す立体図が研究過程で作成したビーム(信号)の一例です。
従来のMIMOレーダーに比べて、STCを用いたMIMOレーダーではメインローブ対サイドローブ比が約8dB改善できました。